私の考え

2017総選挙に向けて。「私の考え」(2017年9月25日)

戦後72年、イノベーションで未来へ!!

 来年は、明治維新から150年。日本は近代化を成し遂げ独立国家として発展しました。その後、国際的に孤立し太平洋戦争を始め、日本は敗戦します。
それから72年。日本は戦後の焼け野原から世界が驚く高度経済成長を成し遂げ経済大国の座に着きます。しかし、平成になってバブルが崩壊し、いわゆる日本病というまったく成長の止まる病にかかりデフレ経済に苦しみます。
第二次安倍政権が誕生して5年近くになりますが、異次元のアベノミクスにより四半世紀ぶりに日本経済は復活し、日本病を確実に脱却しつつあります。
日本は、おおよそ70年ごとに時代の節目を迎えています。戦後72年の今、イノベーションによる大変革時代の幕開です。世界は、AI、ビックデータ、IoT、ロボットの第四時革命の嵐の中を進みます。世界に貢献する輝く日本への挑戦が待っています。

日本史上初の憲法改正へ!!

 憲法は国の最高法規なので、全ての公務員は憲法尊重擁護義務があり、憲法に反する一切の国家行為は無効になり、憲法はそのまま国の姿形となり、国民生活に定着します。憲法を語ることは日本の理想や未来を語ることです。国家最大の基礎として憲法改正論議をしっかりと進めます。
自民党は結党以来の党是として、現憲法の基本原理である「国民主権・平和主義・基本的人権の尊重」を堅持しつつ自主的憲法改正をすることを目指してきました。 私は、総裁直属の自民党憲法改正推進本部長として一日も早く史上初の国民投票による憲法改正が実現できるよう丁寧でしっかりとした国会の議論をリードします。

※憲法改正に関する詳細は、後ほど「私の考え」に掲載していく予定です。
そちらも是非、ご覧ください。

日本経済再生!!

 世界が情報化、グローバル化に一気に進む中、日本経済はバブル崩壊後、日本病といわれる経済が伸びない病にかかり、長い間苦しんできました。平成の29年間で小泉総理と安倍総理とを除けば、18年間で15人の総理大臣が次々と交代し政治も混乱しました。国民の心は自民党から離れ民主党政権が誕生し最低の状況に陥ります。平成24年の暮れに自民党は政権を奪還し、安倍政権が誕生しました。安倍総理は異次元の金融緩和など経済政策を次々と断行し、日本の経済を着実に立て直しつつあります。皆さんもご存知のアベノミクスです。
鹿児島でも有効求人倍率は平成28年5月より連続で1倍を超え、これは過去に例がないことです。また、鹿児島の労働賃金も平成25年下半期から上昇傾向にあり、鹿児島の景気も徐々に良くなりつつあります。
日本経済の再生はあと一歩のところまできました。必ずやデフレ経済を脱却し、景気の好循環を生み、日本の景気を自立的・安定的に向上させる状況にしなければなりません。ここで手を緩めてはなりません。
今、世界経済は予断を許さない状況下にあります。国際政治もテロや北朝鮮の脅威、中国の覇権など重大な局面に立たされています。ベテランの域に入った安倍総理が世界の外交をリードし経済回復を成し遂げるためには、今ほど、安定した強い政治が求められるときはありません。

鹿児島の未来

 鹿児島にとってもここ2~3年がとても大切です。来年は、奄美・琉球世界遺産が登録され、NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」が始まります。2020年には御楼門が完成し、48年ぶりに鹿児島で国民体育大会が開催されます。また、鹿児島中央駅や天文館地区で再開発も進みます。世界からのクルーズ船の寄港はますます増え、内外の観光客が大勢鹿児島に訪れます。これらを追風に鹿児島もデフレ経済から脱却し、自の力で成長する経済を作り上げなければなりません。このチャンスに従業員の研修、人への投資、IT化などの設備投資、良い商品やサービスを生み出す積極的な努力を尽くして欲しいと思います。
未来を造るのは若者です。若者の減少は未来への力を失わせます。少子化に歯止めをかける政策を積極的に進め、高校の卒業生が半分以上県外に出ていくことも食い止めなければなりません。そのためには鹿児島を魅力ある経済の豊かな県にすることが一番です。
大変革の時代に鹿児島がその先頭を走る覚悟が必要です。鹿児島の良き伝統や精神を後世に引き継ぎつつイノベーションを鹿児島でも実現し、時代をリードできるように皆でスクラムを組んで頑張りましょう!!

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