私の考え

25年後、鹿児島県の人口は40万人減少(2014年11月27日)

 今年の春、日本創世会議(増田寛也座長)からショッキングな報告がありました。現在の状況がこのまま続けば、日本の人口は2100年には5,000万人を割ってしまいます。鹿児島県の人口も2040年には、約126万人になり、今より40数万人減少します。現在の鹿児島市の人口60万人の2/3にあたる人口が無くなります。これはとても深刻な問題です。

 人口が減る原因は、進学と就職の時に15歳から24歳までの若者が都会に流出するからです。私は、この若者の社会移動を止めるには、鹿児島が魅力ある街になり、教育力を持ち、鹿児島に働く場所や子どもを生み育てる良い環境を創ることに全力を尽くす覚悟が必要だと思います。鹿児島には、幸い素晴らしい観光資源、全国に誇る農林水産資源や充実した医療資源があります。これを総合的に活かし、世界や日本の人々、そしてこれから発展しますます富裕層の増えるアジアの人々に素晴らしい商品やサービスを提供する体制と力を鹿児島が持たなければなりません。
 県知事や鹿児島市長、各議会や県市民が心一つにスクラムを組むことが不可欠です。私も鹿児島県を人口減少社会ストップのモデル県にするよう、全力を尽くしたいと思います。
 なお、出生率の改善には、第三子、第四子を出産できるようにする必要があり、晩婚化をストップして20代の若い方々が結婚できる環境・条件を整えることを最優先で進めなければなりません。私は自民党婚活・街コン推進議員連盟の顧問をしていますが、議連では、地方公共団体や民間の婚活支援補助などを推進するなど、政府と一体となって出生率向上のあらゆる対策を進めています。広く皆さまからのご意見を頂きたいと思います。

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