私の考え

鹿児島から地域活性化を(2014年11月27日)

 本年3月から4月にかけて、国は地域活性化モデルケースを公募しました。新たな活力ある地域づくりのため、超高齢化・人口減少社会における持続可能な都市・地域の形成や地域産業の成長、雇用の維持創出を目指すモデルケース事業を指定し、政府と一体となって進める制度がスタートしました。私は鹿児島県から申請した2件につき採択に向け努力しました。
 全国で135件がエントリーし、モデル性や地域適応性、実現可能性、持続性などの判定基準により評価が行われ、最終的には33件が選定され、鹿児島からは申請した2件とも採択になりました。鹿児島県と鹿児島商工会議所が共同で提出した案(下記①)と、鹿児島市が提出した案(下記②)の2件です。

①鹿児島県と鹿児島商工会議所を中心とする鹿児島の経済界が申請した「観光クラスター戦略と中国の清華大学との人的交流を進める包括協定(MOU)」の提案は、鹿児島県が誇る観光資源、全国でもトップクラスの農林水産資源や豊富な医療資源を活かし単なる観光地巡りではない、何回も訪れたくなる感動に満ちた新しい観光を確立し、発展するアジアや中国の活力を鹿児島に取りこむための総合的な計画です。
 なお、清華大学は習近平国家主席や胡錦濤前国家主席など中国のリーダーを多数輩出しており、清華大学出身の企業経営者との経済交流・連携は、本県の次世代を担うリーダーの育成や各分野に拡がりのある相互理解と友好交流を促進するものでもあります。

②鹿児島市の地域活性化モデルケース(世界につながる鹿児島・まちなか創造プロジェクト~ワンランク上の交流・定住・癒しのステージへ~)の提案は、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録、桜島・錦江湾の世界ジオパーク認定を目指す取組や、鶴丸城の御楼門の復元も予定されているなか、固有の歴史や豊かな自然を最大限に活かして、世界を視野に入れた観光戦略を展開するものです。また、「陸の玄関」鹿児島中央駅、国際線を有する航空路線、離島航路、そして「海の玄関」鹿児島港など陸・空・海の玄関としての受入体制の整備により、国内外からの観光客の誘客を図り、交流人口の拡大を目指すとしています。加えて、人口減少構成変化を見据えた新たな都市戦略が具体的に提案され、鹿児島市の魅力あるまちづくりのコンセプトが示されています。

 私は、政府を督励し、提案者や関係者と密接かつ積極的な話し合いを持って2つの提案が具体化されるよう努力し、人口減少社会に向かう鹿児島の将来のビジョンに最大限活かされるようにしたいと思います。

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