私の考え

政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会(倫選特)の委員長の立場として思うこと① -歴史的な意義をもつネット選挙解禁法案成立-(2013年4月24日)

 4月19日の参議院本会議で、インターネットを利用した選挙運動を解禁する公職選挙法の一部改正が全会一致で可決・成立しました。

 今や国内外でネット社会が急速に広がっています。また、多くの政治家がホームページを持ち、ブログを書き、また、FacebookやTwitterを利用してリアルタイムに政治活動について広範な情報発信をしています。ところが旧法では、選挙が始まるとホームページを書き換えることやインターネットを利用した選挙活動が一切禁止されていました。日頃インターネットを活用していた候補者が、選挙期間に入るとネット上の主張が一切できない、これはある種異様な光景です。むしろ、政治家がネットを利用し多くの情報を発信し、主権者である国民がネットを使って選挙に参加することが民主主義の発展や投票率の向上につながると思います。

 有権者は候補者の情報を得て、ネット上双方向で意見の表明や選挙応援をすることになるので、候補者は自分の政治理念や主張を明確・簡潔かつ説得力のある表現をする力を求められるようになります。

 一方、成りすましや誹謗中傷がネットにはありがちなので、この弊害を排除するためのルールや罰則などが決められ、一般の有権者のメールの利用は、今後の検討課題になっています。また、ネット選挙が公正に行われるよう与野党で話し合いガイドラインを作る予定です。ネット選挙解禁は今度の参議院選挙から行われ、地方選挙でも実施されます。

 この様に、インターネットを利用した選挙運動の解禁は、選挙の変革を生む歴史的な改革です。そうした法案を、私が委員長を務める委員会で審議し成立させたことを感慨深く思います。

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