私の考え

原発再稼働の日と重なった鹿児島県知事選挙(2012年8月1日)

 政府により関西電力大飯原発の再稼働が実施される中、鹿児島県の知事選挙が行われました。現職の伊藤祐一郎知事と反原発の新人候補の一騎打ちでした。結果は私の応援した伊藤知事が新人候補に対し大差で勝利を収め、ほっとしました。しかし、無名に近い新人が短期間に現職の約半分の票を確保した事は、重く受け止めなければならないと思います。国民や県民には、従来の原発依存に比重を置くエネルギー政策から軸足を再生エネルギーへ移す大きな転換と、二度と福島原発の事故を起こさない覚悟と責任を政治に求めている結果と思えるからです。

 それにしても、現政権が国民の願いやこの度の事故の教訓を適切に生かさず、将来に対するエネルギー政策や原発の安全確保に迅速、的確な対応をしていないことに大きな懸念を感じます。

  また、自民党の提案により設置された国会事故調が最近出した報告書では、「福島の事故が『人災』であることは明らかで、歴代及び当時の政府、規制当局、東京電力による、人々の命と社会を守るという責任感の欠如があった。」と指摘しています。この報告書は、単なる事故報告書に止まらず、政治や社会に対する「警世の書」とも言うべき内容を持っています。21世紀の日本の構造改革に力を入れてきた私には、痛い程よく分かります。是非、皆さんに「はじめに」の部分だけでもお読み頂ければと思います。

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