私の考え

東日本大震災から1年を迎えて(2012年3月11日)

 今日は東日本大震災からちょうど1年。テレビや新聞が当時の惨状と命懸けで災害と戦った被災地の方々や自衛隊の姿を報じています。愛する家族の安否も分からないまま被災者の救援に心血を注ぐ自衛隊隊員の姿に、改めて日本は素晴らしい国だと思いました。伍代夏子さんとご夫婦で被災地岩手県に慰問に行っておられる杉良太郎さんからも電話を頂きました。私も震災直後女川町にボランティアで炊き出しに行きましたが目を覆うばかりの状況が今でも目に浮かびます。亡くなられた方のご冥福を心から祈ると同時に厳しい環境と戦っておられる被災地の方々に心からお見舞いを申し上げます。

 それにしても1年が経過しているのに、処理済の瓦礫は5%、復旧予算の執行も道路等が3.8%、病院等が5.2%と遅々として進まず、未だに34万4千人の方々が仮設住宅で避難生活を送っておられる事など、被災地の怒りや不安は大きいものがあり政治の対応が厳しく問われています。自民党は被災地の復旧復興について、発災以来一貫して政府与党に全面協力をしてきましたが、これからもなお一層与野党結束して頑張らなければならないと思います。

 このような国難にあって依然として経済も厳しく政治も漂流ぎみですが、私も一日も早く国政に復帰し、日本の新しい大きな方向性を明確にして未来を切り拓くため頑張りたいと思います。

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