保岡 興治(やすおか おきはる):政策

実はこんなことがありました。~知られざる活動~

犯罪被害者を救え!

 わたしが、法務大臣を務めた平成12年10月11日、現在「全国犯罪被害者の会(あすの会)」代表幹事をされている岡村勲弁護士が、法務大臣室を訪れ、被害者の権利と被害回復制度の確立などを求めた要望書を、わたしに手渡されました。岡村弁護士は事件の逆恨みで襲われ、奥様を亡くされた悲痛な体験の持ち主で、「犯罪被害者に対する司法の支援策や制度は、あまりに不十分だ」と、政府に早急に対策をとることを要請されました。わたしは、岡村弁護士らの「加害者の人権ばかりが守られている」との訴えに肯きました。これをきっかけに、わたしは犯罪被害者等基本法の成立に向けて努力することになります。

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飲酒運転を撲滅せよ!

私が法務大臣を務めていた平成12年11月24日、無謀運転の暴走車による交通事故でご子息を亡くされた鈴木共子さんをはじめとする遺族の方々が、大臣室を訪れ、罰則の見直しを求められました。遺族の方々は「いまのままでは、あまりに軽すぎる。かたちを変えた殺人ではないか。もっと重くしなければ事故は減らない」と刑罰の引き上げを求める、一六万人を超える署名簿を携えて来られました。

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ハンセン病控訴断念の舞台裏

平成13月5月25日、小泉内閣はハンセン病訴訟の控訴断念による政府声明を閣議決定しました。実はこのとき、わたしは、政治家になった当時からハンセン病患者問題とかかわったこともあり、「これ以上、政府の不作為によって、ハンセン病患者を苦しめることは出来ない」と考え、政府の控訴断念の決断を促すとともに、それに伴って政府の立場を尊重するための声明の発表をするように勧めました。

そして、連日、小泉首相、福田官房長官、党幹部、法務省幹部、厚生労働省幹部を懸命に説得し、小泉首相の控訴断念の決断につながりました。もちろん、私以外にも同じような考えを持っていた政治家や官僚がおり、原告団の有志との深い連携もあったからこそこそ実現できたと思います。

C型肝炎の患者救済の舞台裏

平成19年12月、舛添厚生労働大臣とC型肝炎患者団体関係者に極秘に接触し、政府の救済策の落としどころを探ります。また、福田首相とも常に携帯電話で連絡を取り合いながら、ハンセン病の時と同じように政府に決断してもらおうと法務省幹部、厚生労働省幹部を懸命に説得しますが、交渉は難航しました。結果的に、政府の決定ではなく、議員立法で救済が実現しましたが、私が交渉してきた内容がベースになったようでほぼ同じでした。

患者さんもお医者さんも安心して治療に集中できる制度を!

 今、産科医や小児科医の不足が大きな社会問題になっています。この背景には、お医者さんが、医療事故による訴訟を受けるリスクが高まっていることが挙げられます。お医者さんとしては一生懸命に患者のために手術をしても、意図せぬ事故は起きるものです。

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お年寄りの突然死などの「死因究明制度」が必要!

先日、女優の大原麗子さんが自宅で亡くなっているのが発見されましたが、近年、このような高齢者の一人暮らしによる不自然死や原因不明の死亡者が増え、昨年は16万人弱にも及んでいます。ところが、その死因を究明する上で必要な司法解剖と病理解剖を担う解剖医は全国でも120人程度しかおらず、変死体の僅か3.8%に止まっている。解剖率の引き上げが求められています。

「異常死死因究明議員連盟」の会長である私は、死因究明の解剖率を高めるため、解剖医の増員など抜本的制度改革を求める政策提言をとりまとめました。「医療安全調査委員会」の確立とともに、異常死の死因究明は車の両輪用に必要なものです。

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