●興治通信のページ
バックナンバーメルマガ申込・解除ご意見ください(メール)
興治通信117号

精神障害者に正しい理解を!
〜今、国民・社会の温かさが求められています。〜

 先日起った、大阪市の8人の児童刺殺事件をきっかけに精神障害者の適切な精神医療福祉サービスが議論となっている。約2年前から精神障害者犯罪について研究を続けていた保岡代議士は、首相官邸や与党幹部にその研究の成果としての考え方を懸命に説明しつづけ、マスメディアの取材にも積極的に応じ、精神障害者への正しい理解を求めている。保岡代議士の考え方のポイントは以下の通り。

基本的認識:精神障害者の犯罪は一般に人の犯罪に比べて、犯罪発生率は極めて低く、また普通の病気と同じように適切な治療を行えば、治る病気である。以下のような現状が精神障害者犯罪発生の最大要因となっている。

現状 1)精神医療の診療報酬や患者に対する医者・看護婦の数が一般医療に比     べて低く、欧米と比べても甚だ立ち遅れている。
   2)隔離収容するというこれまでの精神病院の在り方が、国民のイメージ     を暗くし、差別・偏見を生み出し、患者とその家族はその病気を隠そ     うとする。

解決策 @精神医療の在りかたを欧米並みにする。
    A精神病院を明るく誰でも気軽に行けるものにする。
    B法律家・医者・ケースワーカーなどの専門家が集まった人権・医療に     配慮できる第3者機関を作る。同時に、設備の整った専門性の高い精     神障害治療の施設を作り、第3者機関がその施設への収容や解除、退     院後のフォローができるシステムを構築する。


「今回の事件で、過度に反応するあまり、現在進んでいる『開かれた学校』『地域と共に歩む学校』という理想が損なわれないようにする必要があります。また、社会全体が精神障害者に対し差別・偏見を持たないことが大切で、このことを子供達に適切に教育する必要があります。」