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興治通信88号

 保岡代議士 世界最先端の望遠鏡を鹿児島に
VERA計画に46億円を確保

 教育立県・科学立県鹿児島を強く主張している保岡興治代議士は、文部省と鹿児島大学の面高教授らが熱心に研究を進めていたVERA計画(天文広域精測望遠鏡設置計画)について、平成11年度第2次補正予算で46億円を確保し、鹿児島に世界最先端の電波望遠鏡を建設することとなった。
 VERA計画とは、電波望遠鏡によって宇宙の動きや正確な構造、未来像等を明らかにする計画である。
 これまで、各国で大がかりな望遠鏡が建設されてきたが、大気の揺らぎ等で正確な星の観測には限界があった。今回は、新しい技術により、従来の望遠鏡より約1000倍よく見え、月面の一円玉でも極めて正確に認識できる精度を持つもので、世界初の試みである。
 VERA計画では、日本にこの特殊な性能を持つ電波望遠鏡を4つ建設する。今回の補正予算では、その内、3カ所の建設が認められ、その内の一つは保岡代議士の強力な働きかけで、宇宙観察の水準や実力が高く評価されている鹿大の計画している鹿児島県入来町に決定され、他の二つは、岩手県水沢市と東京都小笠原に設置される。理論上、3つの観測点がすっぽり入る大きな望遠鏡で宇宙を観測することになるもので、2001年3月から試験観察に入る予定。

VERA計画 一口メモ

VERA計画は次のような研究を行おうとする計画です。
@ 銀河系全体の構造、運動を明らかにして、宇宙の質量の大部分を占める未知の物質(ダークマター)分布を調査し、これにより宇宙の未来像を予測する。
A 星と惑星の誕生の現場を探る。
B 月面や周回衛生の電波源の位置を測ることで、月の運動、内部構造を求めて、月と地球の起源を探る。
C 地球回転の微妙なふらつきから地球の表層や深部の構造を解明する。

関係者のコメント  国立天文台 小平 桂一台長
「この度、保岡興治先生の強力なご支援と関係者のご努力により、日本の天文学界待望のVERA計画がスタートを切れることになり、喜びにたえません。まず3局の天文台に設置される20メートル級の高性能電波望遠鏡を組み合わせて、私達の住む天の川銀河系の構造を超精密に測ろうとするこの計画は、宇宙科学の基礎に大きなインパクトを与えるものと期待されています。 とりわけ、薩摩郡入来町に設置される鹿児島局は、鹿児島大学を中心とする周辺地域の教育や学術振興の中核としても、大きな役割を果たすことになると思われます。」

私の考え                                作年、鹿児島青年会議所で、島津重豪が現在の天文館で天体観測を行った歴史、内之浦宇宙ロケット基地、日本で一番星のきれいな輝北町など、宇宙と深い関わりのある鹿児島をアピールしようと大きなイベントを行った。私は、JCの中心メンバーやイベントで講演した鹿大の面高教授の熱心な話や研究の様子を聞き、是非とも鹿児島と宇宙にもう一つの繋がりをつくりたかった。宇宙の神秘が解明され、これが鹿児島の力や発展、アイデンティティに繋がることを期待している。