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興治通信68号

貸し渋り監視

・金融監督庁の坂東一彦審査業務課長は、3月31日(水)、議員会館に保岡代議士を尋ね、「金融検査マニュアル」の最終案について報告した。
・「金融検査マニュアル」は、昨年、保岡代議士が手掛けた「金融再生トータルプラン」の一環として、金融機関の健全性をチェックする時の検査官の手引きである。
・昨年の中間報告を受けて保岡代議士は、不良債権の判定基準が厳しすぎて、貸し渋りが加速され、不景気で経営に苦しむ中小・零細企業にとって死活問題であると指摘していた。保岡代議士は、鹿児島県の経済界・金融界の皆さんと実情をしっかり踏まえ、内容の改善を指示してきた。その結果、最終案は保岡代議士が要請した通り、中小・零細企業などに金融機関が円滑に資金を供給しているかどうか確認するなどの貸し渋りを監視する項目が追加された。関係者は自分たちの要望が受け入れられ、今後の運用面においても柔軟な検査を期待し、保岡代議士もその点を強く要請した。
・この最終案は4月7日(水)に自民党・金融問題調査会、商工部会に報告され了承された。


緑茶の効果

・3月5日付けのオキハルニュース第66号でダイオキシン問題をとりあげたところ、さっそく鹿児島大学の田中弘允学長から『緑茶の効果』と題した貴重な報告をいただいたのでご紹介したい。これは、鹿児島県茶業試験場の協力のもと、お茶の予防効果を研究された鹿児島大学全学合同研究成果である。
・この研究では、緑茶に含まれるポリフェノールが
@ 活性酸素、活性窒素を中和し、発ガンを予防する
A 色々なガン細胞の遺伝子に作用してガン細胞の自殺反応を引き起こす作用等によって南九州地方に多発し、治りにくい成人T細胞白血病(ATL)細胞の増殖をおさえる予防効果がある
などのことがわかった。
・ATLは、ウィルスの感染で起こる白血病で、母乳や輸血、性行為などのルートでリンパ球の中に感染するので、ウィルスは一生体内に潜み続けることになる。この病気の初期症状は、疲れ易い、風邪をひき易い、やせてくる等とわかりにくい。病状が進むと皮膚に斑点や盛り上がった結節ができたり、肝臓や脾臓がはれるなどの症状が見られる。
・ATL患者は、全国で約100万人のキャリアがいるといわれ、西日本、特に九州に多いのが特色。
・キャリアの発病は、壮年期になってからといわれ、40歳以上のキャリアから発病する割合は1000人に1人程度という。
・ウィルスの感染経路は、
@ ウィルスを持った人の血液を介する感染
A ウィルスを持った夫婦間の感染
B ウィルスを持った母から子への感染、特に、胎児が胎内にいるときの感染(胎盤感染)、出産時の感染(産道感染)、母乳による感染、母親の唾液からによる感染
などがある。


 保岡代議士は、「田中弘允鹿大学長の貴重な研究結果に敬意を表すると共に、緑茶に含まれるポリフェノールを人体に応用するための基礎研究を政治の立場からも大いに支援し、鹿児島から"お茶は身体によい"、"お茶は安心"、そして鹿児島大学あげての研究が、鹿児島県の茶業振興の大きな牽引力になることを期待する。」と語る。