保岡代議士正月早々訪中
・保岡代議士は、1月6日〜9日までの4日間中国の北京、上海、蘇洲を訪問。
・メンバーは、保岡興治副団長、山崎拓団長をはじめ、近未来政治研究会所属自由民主党衆参国会議員12名他同行記者団等。
・朱鎔基(しゅ・ようき)首相、戴乗国(たい・へいこく)外務大臣、遅浩田(ち・こうでん)国防大臣、汪道涵(おう・どうかん)海協会会長(台湾関係改善の官民団体)等と会見。
・朱首相は、昨年11月の江沢民国家主席の訪日、日中協同宣言等の「平和と発展の為の友好協力パートナーシップ」を確立したことを高く評価。中国も計画経済時代からの不良債権処理が大きな課題で、自ら積極的に取り組む旨あきらかにし、更に、日本の景気回復や金融安定がアジアや中国にとって極めて重要であること、日本との経済交流や青少年交流、若い世代の政治化の交流等、日中関係の強化を強く求めた。
・戴外務大臣との会見では、特に日本の経済金融問題について、求めに応じて保岡代議士から説明。戴外務大臣から中国の今年の経済成長を7%にする旨、はじめて外国首脳に明らかにした。
・遅国防大臣との会見では、「同席の中に先の大戦を経験したものは自分一人しかいない」旨述べたあと、自らの学校の教師になる青年時代の夢を砕かれた戦争の悲惨な状況を熱っぽく説明するとともに、「歴史を鏡にして未来を切り拓く」と歴史の認識について日本側の理解を強く求めた。
山崎団長から「日本は決して戦前の軍国主義に戻るとはありえない」と述べるとともに、世界やアジアの安定平和の為、日米防衛協力ガイドラインについて、理解を求めた。
・汪海協会会長との会見では、同氏から台湾の国際的地位や軍隊の存在等、現状を認める形で平和的に中国統一を実現したい旨の話があり、日米防衛協力ガイドラインにおける「周辺事態」に台湾を含めないよう強く求めた。これに対し山崎団長は、中国が話し合いにより平和的に中国統一を実現する限り、台湾が対象になることはない旨、述べた。
私の考え
・二十数年前に訪中した時に比べると、北京・上海は、驚くほど近代化が進んでいる。中国の改革開放路線は着実な成果を上げているが、日本の10倍の12億の人口を持つ大きな国で内陸部、農村部等が豊かになるには、相当な努力と問題解決の工夫が必要である。日本との経済協力等を絶え間なく続け、相互の信頼関係を確立し、アメリカと並ぶ外交機軸として中国を大切にすることがとても重要であると、思う。今年は、防衛外交問題にも力を入れていきたい。
・昨年、鹿児島が、日韓首脳会議、タイガーウッズ参加のカシオワールドを実現し、今年は、ザビエル上陸450周年式典を行うこと等、内外にその存在を示したことは、国際化の中でとても大切なこと。