早期健全化法案国会提出、今国会成立へ
・ 10月7日午前、自民党は金融関係合同会議を開催し、金融機関の破綻を未然に防ぐ枠組み「金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案」を了承した。保岡代議士は冒頭挨拶並びに法案の内容説明を行った。法案は、先週末決定した自民党案に野党の意見を一部取り込み、自民党単独の議員立法として提出する。
・ 具体的なポイントは、
(1) 新たに金融機能早期健全化勘定を設け、従来の優先株等に加え、新たに普通株を引き受け対象とする資本増強制度を再構築。
(2) 国が公的資金を投入する条件として、@経営の合理化、経営責任・株主責任の明確化、A金融再編を促す、B早期是正措置の効果的な連携、C情報開示、D社会経済的なコストの最小化等を原則とし、従来に比べ要件を厳格化。
・ 翌日8日、法案を国会に提出。保岡代議士は、本会議、引き続き衆院金融安定化特別委員会において法案の趣旨説明並びに質疑に対する答弁を行った。
・ 保岡代議士は、「先週金曜日に衆議院を通過した金融再生法案は、金融機関が破綻した場合に対応するものだが、この早期健全化対策は、破綻前の金融機関を対象とするものである。国民生活に最も影響があるのは、厳しい市場の圧力にさらされている身近に多数存在する破綻前の金融機関であり、これらの金融機関の早期健全化と金融機能正常化のために、機を失せず早急に対策を打ち出し、市場の不安感を取り除かなければならない。来週中に成立させる。」と力強く語っている。
希望の見える畑作物価格を!甘しょ・でん粉買入れ価格決定
・ 平成10年度甘味資源作物等の生産者価格を決める党農林部会、甘味資源作物等価格に関する小委員会(宮路和明部会長、荒井広幸小委員長)は、9月29日(火)から4回にわたる小委員会を開催し、10月9日(金)、農林部会との合同会議を開いて、てん菜、馬鈴しょ、甘しょ、大豆等の生産者価格を決めた。
・ 今回の価格決定にあたって、対象である畑作物は、北海道、南九州等における地域農業や水田転作において重要な作物であり、地域経済において重要な役割を果たすとともに、地域社会の維持のためにも不可欠な作物であることから、農家の皆さんが意欲をもって就農できるようにと、全ての関係畑作物の実質農家手取り額を増額することを決定した。
1. てん菜 トン30円アップ相当 17,270円
2. 馬鈴しょ トン20円アップ相当 14,290円
3. 甘しょ トン25円アップ相当 31,765円
甘しょでん粉の買入れ基準価格 140,322円/トン
4. 大豆 60kg22円アップ相当 14,862円
・保岡代議士は、小委員会で「過去の恐慌を振り替えると、農村が疲弊した時に起きている。新農業基本法に円滑に移すためにも支えが必要だ。希望が見える価格を決めて欲しい。」と力説した経緯もあり、今回の価格決定を一応評価した。