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興治通信19号

政治家は農政に展望を!

・今年も甘味資源作物(甘しょ、さとうきび等)の価格を決定する。党農林部会、甘味資源作物等価格に関する小委員会が10月7日、8日両日開催された。
・さとうきび栽培、甘しょ糖の生産は地域農業の基幹産業の一つとして地域経済を担う重要な産業でありながら、生産農家の高齢化に伴う生産性向上の遅れや、台風11号、13号による塩害による被害等によって、労働時間や生産費が上昇し、深刻な事態を迎えている。
・席上、保岡代議士は、「さとうきび、甘しょ産業の安定は鹿児島県の地域維持発展のため不可欠であり、農家や加工業者が希望を持って生産に励めるよう政治家が農業政策に将来の展望を示す必要がある」と述べ、更に、「高齢化により、担い手育成、機械化などが思うように進まない山間僻地、離島などの不採算地域の農業は、農政のみならず中小企業政策など他の産業振興も含めて、地域の生活文化の維持や、福祉、環境国土保全など総合政策として考えなければならない。農業基本問題審議会が農水大臣ではなく、総理大臣の諮問機関となっている趣旨を生かして新農業基本法を考えてゆかねばならない。その答えが出ていない以上、今回の買入れ価格の決定に当たっては、台風被害やパリティ指数上昇を考慮にいれ、少なくとも現状維持し、農家を守るべきだ」と強く訴え、参加者の賛同を得た。

甘しょ等の価格決定

・ 10月9日(木)平成9年産甘しょと甘しょでん粉の価格が以下の通り決定した。
甘しょ取り引き指導価格 31,740円/トン(△130円、△0.27%)
甘しょでん粉買入れ基準価格 141,519円/トン(△2,447円、△1.7%)
・価格決定報告の席上、保岡代議士は、「小委員長に一任した上での決定で、関係者のご苦労は多とするが、僅かではあるがマイナスになった点は極めて遺憾である。高齢化の進行や生産構造の改善が、中々進まない、将来の展望が見えない状況があるのに、マイナスにするのは、如何なものか。来週のさとうきび価格決定を前に、十分考えて欲しい」と、強く要求した。

さとうきび価格アップ!

・平成9年度さとうきびの生産者手取り価格が5年ぶりに引き上げられた。
生産者手取り価格 20,420円/トン(10円増)
うち、さとうきび高品質安定生産対策推進費 260円/トン
・党農林部会、甘味資源作物等価格に関する小委員会は10月17日、平成9年産のさとうきび生産者価格を決定した。
・席上、保岡代議士をはじめ井上吉夫参議員、園田修光代議士等は、5年ぶりに引き上げられた農家手取りにふれ、「さとうきび農家の大変な状況をよく理解して頂いて、財政事情の極めて厳しい中で、わずかでもアップしたことは非常に大切なことだ。この決定を受けて、皆でさとうきびを中心とする離島農業の在り方を求めていきたい」と、関係者に感謝の意を表した。なお、甘しょ等買入価格は273.630円/トン(前年比▲840円/トン)と厳しく、今後に課題を残した。
・保岡代議士は、自らの選挙区である鹿児島市の経済の活性化は、「食の拠点鹿児島」の、将来の展望に大きく左右されるとの基本認識のもと、日頃、新農業基本法の検討をはじめ、党の農林水産関係の会議に積極的に参加、発言をしている。